2018年4月
臨済宗の名刹 雲巌寺
更新日時:2018年4月9日
JR東日本のコマーシャルで吉永小百合さんが出演しているお寺はご存知ですか。
松尾芭蕉も滞在した名刹です。
栃木デスティネーションキャンペーンのために撮影されました。現在は奥日光の中禅寺湖畔の旧イタリア大使館の映像が流れています。
雲厳寺は、八溝山地のふところ深く、清らかな渓流に沿う境地に、臨済宗妙心寺派の名刹です。筑前の聖福寺、越前の永平寺、紀州の興国寺と並んで、禅宗の日本四大道場と呼ばれ、山門の正面にある朱塗りの反り橋を渡って石段を登ると、正面に釈迦堂、獅子王殿が一直線に並ぶ代表的な伽藍配置となっています。俳聖松尾芭蕉は、この地で「木啄も 庵は破らず 夏木立」の句を残しています。
春の新緑・秋の紅葉・冬の雪景色は見事です。
※雲巌寺は、禅の修行のための道場ですが、一般の方でも自由に拝観が許されています。ただし、堂内に入ることはできません。
駐車場 大型30台、普通車40台
当館より車で約60分です。
※市営バス:那須塩原駅から片道200円で運行しております。
※平成30年3月17日(土)から市営バス「雲巌寺線」がダイヤ改正により増便しております。
※平成30年4月1日から大田原市デマンド交通が、観光客の方も利用可能になりました。
・お問い合わせ(平日)大田原市生活環境課 TEL 0287-23-8832
・ご予約 山和タクシー(有)予約センター TEL 0287-26-1717
作成者:shimofujiyaカテゴリー:お知らせ
塩原もの語り館企画【斎藤茂吉と昆虫のものがたり】開催
更新日時:2018年4月6日
塩原温泉の中心部にある観光施設「塩原もの語り館」の資料展示室で、平成30年度企画展「斎藤茂吉と昆虫のものがたり」が開催されています。
写真を見て「なんだ、これは!」と思いましたか?
歌人の斎藤茂吉は、生涯に18,000首もの歌を詠みました。その中には、私たちの身近にいる昆虫を詠んだものも数多くあります。そして今回のメイン展示となるのが写真の昆虫標本額です。
斎藤茂吉の次男宗吉は「どくとるマンボウ昆虫記」の作者である北杜夫。幼い時から昆虫に興味を持っていたので、父親の茂吉にも色々と教えていたようです。展示している昆虫標本額は、ある虫をテーマとした「茂吉の短歌」と「杜夫のエッセイ」、その昆虫の標本や絵がセットになったものなのです。作品の題材となった虫を見ながら歌やエッセイを読むと、想像もふくらみますよね。
資料展示室は普段は有料なのですが、栃木県全体で取り組んでいる大型観光キャンペーンに伴い、なんと2018年4月1日~6月30日まではどなたも無料で入場していただくことができます!
昆虫標本額22点のほか、「どくとるマンボウ昆虫記」コミック版の中から「蝉の話(せみのはなし)」の原画20枚、そして塩原の昆虫に関する紹介なども展示してます。
もちろん、斎藤茂吉と塩原温泉との関わりを紹介するコーナーがなくてはココで開催する意味がありませんよね。この部分は力が入っていますよ。ご覧のように(下)ほとんどすべてスタッフの手書きです!
ぜひゆっくりとご鑑賞いただきたい企画展「斎藤茂吉と昆虫のものがたり」をご紹介しました。
【斎藤茂吉と昆虫のものがたり】
会期:2018年4月1日(日)~6月24日(日)
会場:塩原もの語り館(那須塩原市塩原747)
時間:午前8時30分~午後6時
作成者:shimofujiyaカテゴリー:お知らせ