2011年12月25日
那須野が原博物館 企画展のお知らせ♪
更新日時:2011年12月25日
那須塩原市にゆかりの画家の作品を紹介します。高久靄厓(1796~1843)は、杉渡土(現・那須塩原市越堀)出身で、江戸時代に活躍しました。谷文晁の高弟で、山水画を得意としました。高橋由一(1828~1894)は、江戸時代から明治に活躍した近代洋画の先駆者です。当市とかかわりの深い三島通庸の依頼により、東北スケッチ旅行を行い石版画下絵・石版画《三県道路完成記念帳》・《鑿道八景》を制作しています。川瀬巴水(1883~1957)は、大正・昭和を代表する風景版画家です。処女作は塩原を題材とし、《塩原畑下り》を含む三部作です。名品の中に塩原を題材にしたものも数多くあります。
今回の企画展では、靄厓が文晁に入門する直前に描いた大作《西園雅集図屏風》を修復し、初めて披露します。この機会にぜひご覧ください。
画像は当館がモデルの「塩原 新湯の秋」です。
作成者:shimofujiyaカテゴリー:お知らせ