宇都宮市の河川敷でクジラの化石発見!
更新日時:2012年3月13日
宇都宮市内の河川敷で、1千万年前のほぼ全身がそろったクジラの化石が発見されました。
県立博物館などが現在、発掘調査を行っていますが、県内で完全に近いクジラの化石が見つかるのは極めて珍しく、同館で常設展示されている約1200万年前のオオガネクジラ以来、約30年ぶりとなる。今回の化石は調査が終わり次第、全身骨格の復元が行われ、早ければ4月中にも同館で特別展示される予定です。
調査にあたっている同館学芸部自然課の柏村勇二特別研究員によると、発見されたクジラは、プランクトンなどを主食とするヒゲクジラの仲間で、ナガスクジラなどの祖先にあたる種とみられる。全長は約8メートル。
1千万年前の関東平野は海底だった。宇都宮周辺は内湾のため赤潮が発生しやすく、魚などの生育に不向きだったことから、死んだクジラが食い荒らされず、そのままの形で化石となって残ったとみられる。
発見現場周辺はこれまでもイルカ、貝などの化石が発見され、化石収集家や研究者の間で注目を集めてきたが、クジラの全身に近い化石の発見は、今回が初めてです。
(下野新聞抜粋)
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作成者:shimofujiyaカテゴリー:お知らせ
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