当館ゆかりの版画家『川瀬巴水』の作品の紹介
更新日時:2011年9月22日
川瀬巴水の作品のご紹介です。
大正から昭和にかけて日本各地を旅して回り、風景を描いた版画家の川瀬巴水。「昭和の広重」とも呼ばれ、高く評価されているが、これまであまり知られてはおりませんでした。
巴水は、各地の風景を版画に残してきました。その数は、大錦判と呼ばれる浮世絵の標準サイズで600点あまり。明治以降の日本版画界を代表する作家でした。しかし、巴水はこれまで、日本国内よりも海外で高く評価されていました。欧米のコレクターの間では、江戸時代の葛飾北斎や安藤広重と並び称され、全作品集も出版されています。
おかね路の入口には、フェンスが張られていて、通ることができなかった。道幅が狭く、落石の恐
巴水が、 塩原を選んだのには理由があります。幼い頃、病気がちだった巴水は、夏になると東京の両親のもとを離れて、伯母夫妻が土産物屋を営んでいた塩原で過ごしました。巴水自身、「塩原は私を非常に可愛がつて呉れました。…懐かしい故郷のやうに思はれます」と書き残しています。
この作品も大正7年に製作された当館を題材とした作品です。
『塩原 新湯の秋』
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作成者:shimofujiyaカテゴリー:お知らせ
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