寒晒しそば
更新日時:2010年2月13日
秋に収穫した新ソバを大寒の日に冷たい清流につけ、アクを抜き、立春の日に引き上げる。その後、晴天続きを見計らい、山間の寒い風と真冬の紫外線の強い太陽光線でさらし乾燥させた玄ソバを使用します。これは、厳寒の自然の力を巧みに利用してそばの実の質を変えると共に、冬の天候にさらしてアクを抜き、虫やかぶれからソバを守り保存する昔ながらの生活の知恵。寒晒しにされたソバの実は、通常のそばより甘味のある喉ごしの良い蕎麦になると云われています。
栃木市にある坂東観音霊場第十七番札所、出流山満願寺の門前は昔から美味しいそばを食べさせる店がたくさんあることで知られています。地元の観光協会が中心になり冬の閑散期にすこしでもお客さんを集客しようと数年前より「寒晒しそば」のキャンペーンを行っています。大変喉越しも良くなめらかな美味しいそばに評判も上々とのこと。
昨今の不況はどこの観光地もお客様の誘客に知恵を絞っています。
少しでも美味しい物を食べていただけるようこれかも研究が必要ですね。
当館より 出流山満願寺へは、東北自動車道 栃木インター経由で約90分。
出流山 満願寺 山門
喉ごしもなめらかな 寒晒しそば
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作成者:shimofujiyaカテゴリー:お知らせ
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