まぼろしの 薩摩切子展
更新日時:2009年5月16日
現在、サントリー美術館で「まぼろしの薩摩切子展」が開催されています。
NHKの大河ドラマ「篤姫」でもおなじみの薩摩藩主 島津斉彬の時代に製造されたガラス工芸です。大変に先進的な品で斉彬も愛し、大名への贈り物に用いられたり篤姫の嫁入りの品として持参しましたが
製造された期間も短く幻の切子と言われております。
当時の薩摩切子は、現存するものは大変に少なく貴重で、骨董として高価で取引されています。
同時期の江戸切子との違いは、江戸切子が透明・無色な硝子(透きガラス)に細工を施したものなのに対し、薩摩切子はより細かい細工や、色被せと呼ばれる表面に着色ガラス層つけた生地を用いたものが多くあります。
昭和60年代以後、薩摩切子の復刻が試みられ、各地のガラス工場・職人・研究家等の協力もあって成功しました。
1989年(平成元年)島津家の島津興業 監修・直営の薩摩ガラス工芸に対して、鹿児島県伝統的工芸品認定がなされました。
現在は、現存する古い薩摩切子を忠実に再現した復元・復刻物や、その特徴を踏まえた新たなデザインや色の製品や創作品も生産・販売されています。
当時のものを復元製造した 『紅色猪口』 記念に買い求めました。
地域ブランド 塩原温泉 やまの宿 下藤屋
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作成者:shimofujiyaカテゴリー:お知らせ
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