聖地 高野山を訪ねて ①
更新日時:2008年12月4日
先日、初冬の高野山を訪ねました。
平成16年7月7日に「紀伊山地の霊場と参詣道」として世界遺産に登録されました。高野山には、大勢の信者や、四国八十八カ所の霊場を巡ったお遍路さんたちをはじめ世界から大勢の人々が、参詣に来られるそうです。
高野山は、およそ1200年前に、弘法大師によって開かれた、真言密教の修行道場で、全国に広がる高野山真言宗の総本山です。
標高およそ900m。
山の上の盆地に、壇上伽藍と称する聖地があります。そこには、さまざまなお堂や塔が立ち並んでいました。
また、うっそうと杉の樹の茂る奥の院には、太閤秀吉から太平洋戦争の英霊まで、さまざまな人々のお墓が立ち並んでいます。
交通の便はあまりよくありません。霊場なので当然ですが、今回は大阪より
南海電鉄を利用しました。難波より約90分で極楽坂の駅終点へ。そこから
ケーブルカーに乗り換え一気に山頂の駅へ。
最急勾配568.2‰という日本有数の傾斜
海抜538mの極楽橋から867mの高野山まで高低差は約330m。
最急勾配568.2‰(29°22’)、最緩勾配でも273.9‰(15°19’)です。高野山駅に到着する少し前が最もきつい傾斜です。この傾斜角度をもつケープルカーは日本でも少ないのではと思います。鉄道マニアにはたまりません。
車両自体に原動力を持たないケーブルカーは、ロープで巻き上げています。そのロープは、太さ50mm、長さ1,020mという巨大なもの。
車輌自体も斜面に合わせて段々になっています。
地域ブランド 塩原温泉 やまの宿 下藤屋
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作成者:shimofujiyaカテゴリー:お知らせ
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