★『無血開城』｜ブログ|塩原温泉下藤屋

★『無血開城』

更新日時：2008年11月29日

ＮＨＫの大河ドラマ『篤姫』もいよいよクライマックスへ。
あれよあれよと言う間に初回からずっと見続けています。歴史物というよりは
ホームドラマに近い親しみを感じますし視聴率も歴代のドラマの中でも高い方です。30日放送の内容は予告によると西郷率いる官軍が江戸に入り勝海舟と対面した。勝は江戸城明け渡しを約束した上で徳川家の存続を願い出るが、西郷はあくまで官軍による江戸城攻めを推し進めようとするが….です。
天璋院篤姫の懇願や勝海舟が戦火が招く江戸市民の災厄と諸外国の内政干渉を避けるべきと説得。両雄互いに憂国の誠意にうたれ、ついに江戸総攻撃は中止されました。その会談に使われたのが薩摩藩の蔵屋敷で現在のＪＲ田町駅付近です。
所用で駅の近くを通りかかるとビルの一角に記念碑が建っており幕末から明治維新への歴史を近くで感じることができました。
この会談に先立ち3月9日大総督府が置かれた駿府（静岡市）で勝海舟と徳川慶喜の使者として事前に降伏条件の談判をしたのが当館ゆかりの【山岡鉄舟】です。西郷隆盛と激論の末降伏条件の入手に成功しました。
この後会談も持ったのが冒頭の江戸の薩摩蔵屋敷の会談です。
山岡鉄舟につきましては別の機会に書かせていただきたいと思いますが
幕末に活躍された偉人が私どもの旅館をご利用いただいたことは大変な驚きであり光栄なことです。館内には鉄舟直筆の書を展示しております。
是非、ご覧下さい。
　　　　

　　　　　　　ビルの一角に立つ記念碑
　　　　
　　　　　　　　
　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　西郷、勝　会談の図　ブロンズ版
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