当館ゆかりの川瀬巴水の版画展のお知らせ
更新日時:2015年1月10日
大正から昭和にかけて活躍し、生誕130年を迎えた版画家・川瀬巴水(1883−1957)の回顧展を開催いたします。
巴水は幼いころから絵を好み、画家の道を志しますが本格的な修業の開始は遅くすでに27歳になっていました。 転機が訪れたのは大正7年(1918)。 同門の伊東深水が手がけた作品を見て、木版画の魅力に打たれます。 以後、旅にでてはスケッチをし、東京に戻っては版画を作る暮らしを続けました。 巴水の旅は日本全国におよびました。 巴水が選んだのは、かつて日本のどこにでもあった風景です。 生涯に残した木版画は600点を超え、「昭和の広重」とも称えられています。本展では、木版作品のほか写生帖や原画などもあわせ展示し、旅先での足取りや版画制作の過程にも焦点をあてていきます。
今やどこにも存在しない、しかし懐かしい風景−「日本再発見」の旅を、どうぞお楽しみください。
当館を題材にした作品も残しております。
日本橋高島屋において1月12まで開催しています。
http://www.takashimaya.co.jp/store/special/event/index.html
作成者:shimofujiyaカテゴリー:お知らせ
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